6人目の王妃キャサリン・パー。

舞台「SIX」 でトリを務める、唯一ヘンリー8世に首を斬られず、死なず、離縁飼い殺しにもされなかった王妃で、大変教養ある方だったそうですが(彼女が主人公の「ファイアーブランド」という映画が最近公開されました)、さぞや悠々自適の人生を送られたのだろうなと思って調べたら、歌にも出てきたヘンリー8世と結婚する前にキャサリンが付き合っていた元カレのトマス・シーモアヘンリー8世の死後に即彼と結婚なさってた。
それはいいとしてこの元カレのトマスがヘンリー8世と同等くらいにカス男で、 キャサリンと仲が良かったので引き取った義理の娘エリザベス(のちの女王)、この子に色目を使い始め、寝室に入り浸ったり尻タッチしたりしたのでキャサリンはエリザベスを家から出し、その後出産で亡くなったそうです。
 
せっかく修羅場をかいくぐって生き延びたのに、また別の地獄に飛び込んでしまうなんて。 教養が高くても男運はまた別なんですね。
英国王室に詳しい人には常識かもしれないですが、私は今まで知らなかったのでしょんぼりした…。