昔のゲーム

天幕のジャードゥーガルを見ていて、ものすごく昔にチンギス・ハーンをメインにした、ユーラシア大陸を統一するシミュレーションゲームがあったなあ…と思い出した。

 

支配した地域の将の妻を自分の后として、口説き落として何回かベッドインすると、子供が生まれ、その子が男なら将軍にし、女なら将軍に嫁がせ、絶対に離反しない血族軍団を形成するという、わりとシビアなシステムがありました。

 

ベッドインしたからといって子供が生まれるとは限らないのですが、例外的に確実に妊娠する、年増で不美人のキャラクターがいて、よくネタにされていたように記憶してます。
今思うと子供が遊ぶゲームとしてはあれはあまり感心しないな…と感じました。

 

・妊娠が100%女性の能力に因るものだと誤認させやすい(不妊の原因は女性のみではない)。
・生殖に関する認識が歪む。他人は自分の繁殖のための道具だというような。

 

人権に関する認識の歪みは、成長後に他人とよい関係を形成する妨げになる気がするんですよね。時々出会う、普通の人だと思ってたら突然ものすごい差別意識がドゥルン…と出てきて距離を置く感じの人。
子供にグロを見せてはいけない、性的なものを見せてはいけない、それはもちろん賛成なんですが、倫理観を歪めるものにも注意というか、せめて一文があったほうがいいかも。

 

 

「幽冥の岸」感想

 

「戦城南」「異邦の客」「夢の結び」「幽冥の岸」
4編からなる短編集。
「白銀の墟 玄の月」の補完的な内容。

少しずつ読んでたが読み終わってしまった。

 

ラストまでばれ

 

「戦城南」
モブそれぞれに人生があり、事情がある。ドブカスにも人生があり事情がある。でも時々本当にナチュラルボーンドブカスもいるよね。

 

「異邦の客」
アリの巣に水を注いで回るような子供時代じゃなかったんだ。いや、小野先生がそんな短絡的なエピソードを書かれるわけはないでしょうけど。
随分後になって思ったんですが、ベストの王と麒麟を永久に保存して、それで妖魔の出ない天災も凶作も起こらない時間がどれほど続くかの実験は私もやってみたい。でもそれなら、王と麒麟を説得して氷室にでも入ってもらえば(あるいは薬物か)いいわけで、あんなに死者を出してやることではないんじゃない?という気はします。

 

「夢の結び」
児童文学ぽさがあった。草さんが誰か分からなくて調べたが、全然覚えてなかったわー。というか普通分かるものなの?

 

「幽冥の岸」
ラストの作品を甘めにして読後感をコントロールする…この…。

平民の人間の切実さ、がむしゃらぶりと比較すると、麒麟はやはりふんわりとしている。それはそれとして陽子は王子様ぶりに磨きがかかっているような…。

 

「ディスクロージャー・デイ」感想


政府機関のサイバーセキュリティエージェントである男性は、良心に従って極秘資料を盗み出すが、その巨大な秘密を守るために大規模な追跡部隊が投入され…というあらすじ。

スティーヴン・スピルバーグ監督です。
監督の生涯のテーマのうちの一つである、宇宙と地球ものです。

 

注意

ちょっと痛そうな描写あり。

 

ラストまでばれ

 

地球よりも優れたテクノロジー、倫理観をもつ宇宙人が地球人になにがしかを授けてくれる系SF、テッド・チャン「あなたの人生の物語」(映画「メッセージ」)ディーン・ R・クーンツ「ストレンジャーズ 」、そしてスピルバーグ監督「未知との遭遇」を混ぜて割ったような感じ。サイキックの表現はキングっぽい(「デッド・ゾーン」の、テレパシーと未来予知を受けた人々が、ESP能力者に好意的になる描写)

 

大筋は絶望的だけども、各シーンを魅力的に撮る超技巧でなんとか押し切った。
だって「政府は秘密裏に宇宙人と接触し、彼らを捕らえ非人道的実験を行い、彼等のテクノロジーを私物化しようとしていたが、それをよしとしない政府機関の一派が反旗を翻し、情報公開を行う」って書き出してしまうと、うわ…って感じになってしまうでしょう。でも、各シーンは面白いんです。
「グッモーニン カンザスシティ」から始まるあのシーン、意図せず未知の言語を喋りだすお天気キャスター、あそこはエミリー・ブラントの演技もすごいですが、画面に集中せずにはいられない強力な引力がありました。

 

「ンッ?」って箇所も無数にあります。ダイブを警戒してホテルの名前がわかるものを片付けて、拘束までしたのに、ホテル名の入ったメモ用紙を握って寝るって頭がおかしいの?とか、あんなに時間をかけてお膳立てした能力解放、覚醒後のダニエルはあんまり変わりなかったけど覚醒したの?とか、覚醒後のマーガレットの能力が数分透明化するだけでしかも熱反応は隠せないのがあまりにもしょぼすぎるとか、宇宙人は何十年もかけて何がやりたいのとか、いくらでも書ける。あ、あと宗教パートは必要かな…?人間の集団はかろうじて神を中心につながっているのに、神を超越した存在の出現はなにもかも壊してしまうという恐怖へのアンサーが、宇宙人もまた神が造られたものなのです!というのは、仏教徒として顔が90度傾いた。別に人間は神でつながっているとは思わないし(だって今戦争をしている国は無神論国ではないじゃん)、日本には金星からやってきた魔王を祀っている寺(1000年以上前からある)もあるよ…。
それと人間の子供たちが一方的に殺される映像を見ても普通に生活している私たち、および世界の報道陣が、虐待される宇宙人を見てあそこまで動揺するとは、残念ながら思えない。なのでスピルバーグ監督の撮る世界の善性が少し眩しい。共感と対話が大切だというのは確かにその通り。

 

善性と言えば、かつては盟友だった男性2人が主義の対立から敵同士になるやつはおいしかったです。片方は性善説の有能な男。片方は性悪説の有能な男。2人が組んでいた時代は無敵だっただろう。(手のひらに刃物が刺さったくらいでショック症状が出るとか痛みに弱いんか)

 

ラストはあまりよくない告知っぽいな?と私は思いました。

 

予告

www.youtube.com

「レズビアン・スペース・プリンセス」感想

 

レズビアンが治める惑星クリトポリスの王女サイラは内向的でネガティブな性格が原因で、付き合い始めたばかりの恋人のキキに捨てられてしまう。
しかし、かつて強大な権力を誇っていた異性愛者の白人男性、ストレート・ホワイト・メイリエンズがキキを誘拐し、サイラに対して、伝説の武器ラブリュスを持って来いと要求するのだった。

 

すごい単語が3つ並んだタイトルのカルトムービー。オーストラリアのアニメです。
レズビアンの出てくる映画で、こんな性器ねたの多いのって滅多にない気がする。女性器モチーフ、男性器モチーフ、どんどん出てくるので、ご家族やご友人と鑑賞するのには向いてないかも。


ラストまでばれ

 

主人公のサイラが「どうせ私なんか…」とどん底に落ちるシーンが繰り返されて、2回くらいまでで抑えてくれないかね…とは思ったが、惑星クリトポリス(すごい名前)が、カップル至上主義でシングルを徹底的に辱める星だったので、あそこで育ったらああなってしまうのは仕方がないかも。サイラは日本でアニメを見ながら暮らしていたらきっともっと楽だったと思う。

 

そんなネガティブなサイラが超絶テクニックを持つ攻(?)というのがなかなか面白かった。

 

ラブリュスがレズビアンを象徴する武器って言うのは、「オールド・ガード」で勉強しました。
そういえば、トランス差別的だという批判を受け、製作陣が反論したとかいう話を見かけた。
磁石で飛んできて爆散した女といい、この映画はわりと死に対してアッケラカンとしている。

 

キキなんかやめときなよ!ウィローにしなよ!とずっと思ってたが、どっちにもいい顔しようとするのもやめな!
でも作品的に誰かの愛情で自分の価値を測ることから脱却することがテーマなので、あのラストはまあ納得。ストレート・ホワイト・メイリエンズが爆散しなかったのは残念だけど。

 

白い液体が出るあの砲台、爆発する瞬間だけなんか実写だったよね…?

 

ドゥオジャオ

こういう字を書きます。文字化けするので画像で。
唐辛子を使った発酵調味料らしい。
おいしそうだったので作ってみた(作るというほど作業はないけど)。
無数にあるレシピ、全部分量が違うので、中庸をとって下記にした。

生唐辛子30本
にんにく2片
生姜1かけ
塩大さじ1
砂糖大さじ1
酒大さじ1

こちらをフードプロセッサーで粉砕し、1日冷蔵庫で置いて、殺菌した瓶に詰めるだけ。1週間ほど待つと、ちょっと酸味が出てきていい感じ。
冷蔵庫で3か月~半年ほどもつそうです。
私は木桶飯を作った時に買った冷凍唐辛子を使いました。

上の分量で、出来上がりはこのくらいの量

チャーハンを作ってみた。具は、いり卵と、塩昆布と、以前書いた喜記さんレシピの叉焼(この叉焼は冷凍しておくと、炒飯や叉焼丼や野菜炒めなど様々に使えて便利)。

または豆腐にのせてみたり。



湖南省の有名料理、ドゥオジャオ魚頭(ユィトウ)も作ってみたい。

注意
私はカプサイシンにめっぽう強いので、辛いのが苦手な人は無理だと思います、

参考にしたサイト様
https://note.com/chijintianxia/n/n2670aed70f84?sub_rt=share_

https://sisen-recipe.com/sichuan/2016/09/1661.html

 

親知らず

親知らずを抜きました。横向きに生えてきて、側面がBIGな虫歯になり、痛み始めたからです。神経が近くにあって難しいとかで、紹介状&紹介状、レントゲンを撮り、顎のMRIも撮って、口腔外科で抜きました。抜く前に万札が溶けた。
抜いている途中で麻酔が切れかけること3回、抜いている途中で顎が閉じなくなること4回、先生は追加麻酔を打ち、私の顎をはめ直し、歯を砕いて取り除き、大変な抜歯でした。

 

術後は顎と首まで腫れあがって、1週間ほど食事が難しかったですが、冷凍庫などにストックしておいてよかった~!と思ったものを書いておきます。まさかこんなに腫れると予想してなかったので、食べ物を常に蓄えるタイプの食いしん坊でよかった。

 

■冷凍
さつまいもポタージュ
ポテサラ
かぼちゃの煮物
豆腐と鶏ひき肉のつくね

 

■冷蔵
ヨーグルト
真空パックの黒豆
煮卵
牛乳
豆腐
 

■常温
プロテイン
バナナ
柿
キーウィ
水ようかん

 

冷凍しておけばよかったなーと思ったのは、
えのき茸とゴボウのポタージュ
フレンチトースト
鶏粥
ほうれん草のピューレ
とかですね。サラダとかを食べたかったのですが、レタスを噛むのも難儀だったので、贅沢を言えば葉物野菜やきのこ類の何かがほしかった。
炭水化物で言えば、外食のうどんはいけました。中華麺やパスタはちょっと苦戦した。
コンビニとかで売っている、甘い系パン、あれは噛まなくても口の中でフワッと溶けて食べやすかったですが、これを毎日食べていたら…たぶん健康診断でやばい数値が出るなって、そういう予感がしたのでやめました。

 

 

色々感想

カグラバチ(ジャンプ掲載)
「市長を丸焼き 露店で販売」って詩ですね。
一瞬焼いた市長を、ケバブ屋さんみたいに削ぎ切りにして売ったのかと思った。でも殺してないっぽい。セーフ。

 

カースド=ケース(ジャンプ読み切り)
呪いの表現がエグめでよかった。女子が暴力担当で、敵の体を暴力の道具にしていた。

 

ロクのおかしな家(ジャンプ掲載)
狂犬病予防接種の大切さをジャンプで描いてくれてありがとうだよ。

 

ブルーピリオド(アフタヌーン掲載)
現在の世界レベルで活躍するアーティストはほぼチームで活躍しているそう。そういえばトップクラスの現役アーティストって1人も知らないや…。

入場する際にランダムで国籍や性別を書かれたパスポートを渡され、それによって鑑賞できるエリアやタイミングが干渉され、疑似的差別を体験するの、とっても分かりやすい作品だけど、それって芸術なのだろうか。

 

キャンディカリエス(最終回)
自由なアニメだった…。カリエスが再生していくところとかホラーだった。歯の中身が虫歯になって、削って裏側から埋めると、ある日バキって折れちゃうんだよね…アメちゃんお大事に。