人種差別や女性差別、その他の差別に対して、
「怒らずに受け流します。差別する方が悪いに決まっているのだから、
その行いは本人に返る、またはいつかは気付く」
という考え方と
「あらゆる差別には都度連帯して抗議しなければ、
決して自然に解決しない」
という考え方があります。
私は年々後者の考えに近くなってきました。
もともと、本気で怒ると10年20年ずっと同じ熱量で怒り続けるような性質で、 消耗が激しいのであまり怒りたくはなかったのですけども。
でもどちらの考えの人も、互いを尊重できればいいなと思う。
抗議をしている人は、想像もつかない酷い目に遭ったのかもしれない。
抗議をしない人には、ほかに優先するような大事なことがあるのかも。
なので互いに
「抗議している人間にただ乗りしている。
悪を見過ごして増長させた。お花畑」
「怒ることでストレス発散をしている。
ヒステリー。恥ずかしい」
などと罵りあうことがないといいなと思います。
ただし、差別側が「どんな目に遭っても受け流すのが素晴らしい。
怒るのはヒステリー。嫉妬」というやつ、お前は駄目だ。悪だ。